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エニー講師陣&サポーターによる日常ブログです。たまに(?)大切なことが書かれるかもしれません。

ヒロ

踊る人も先生もダンス用品屋さんも三方よしに

ヒロです。


趣味と言われるものが多様化してきています。


ダンスに限らず体を動かすもののユーザー獲得はどこも楽ではないです。


私が子供の頃は、男子はソフトボールか剣道かどちらかをしていたものなんですけどね。


そしてサッカーに人気が出てバスケットボールも人気が出て。卓球も人気出た時ありましたね。


世界で日本人が活躍することが報道されるとそのスポーツの人口がわっと増えるんですよね。


今年は東京オリンピックが開催されました。


メダルラッシュでそれぞれの種目で人気が出たことと思いますが、私が印象的だったのは


スケートボード。


日本人選手の活躍でスケートボードの練習場がにぎわっているそうです。

スケートボードパークというんだそうな。


そしていろいろな趣味の種類に分散されて、もともと多かった種目はユーザーが減ります。





さて我が社交ダンスを見てみましょう。


歴史は古く、ヨーロッパ貴族の舞踏晩餐会で人気を博したあたりから広まりだしています。


日本にも文明開化でわたってきてね、鹿鳴館の名は皆様も一度は見聞きしたことがあるでしょう。


そもそも生活のこと以外に時間を費やせるのは、上流階級の方々だったわけで。


古くからあるほとんどのスポーツはいわゆる上流階級から浸透してきています。


ゴルフ、テニス、イギリスではポロ、射的などなど。


スポーツの広まり方としては現代ではそうではないものも多くあります。


例えばエクストリームスポーツね。スケートボードもこれに属します。

エクストリームスポーツ(英: extreme sports)とは、速さや高さ、危険さや華麗さなどの「過激な (extreme)」要素を持った、離れ業を売りとするスポーツの総称。アクションスポーツ (action sports) とも呼ばれ、Xスポーツ (X sports) と略される事もある。  出典 wikipedia 

社交ダンスに話を戻しましょう。


そのようにして上流階級の方々がきれいに着飾って舞踏晩餐会で行ってきたものが、徐々に我々のような庶民にも浸透してきて今があるわけです。


なので競技ダンスでも正式な服装が男性は燕尾服、女性はドレスなんですね。


その歴史の中でダンスが風営法の管理下に置かれた期間がつい最近まであります。

2016年にその管理下から外れることができました。

(なんで社交ダンスが風営法にって不思議でしょ?長くなるので書かないけど興味あったら聞いてください。)


そこで社交ダンスが社交のものではなくスポーツとして競技として、踊りの優劣をつけるものとしていままで発展したという新しい歴史もあるのです。


で、どうなったか。


日本でも一時期は競技ダンスとしての社交ダンスがめちゃくちゃ流行りました。

1990年後半がピーク。日本のバブリーな時代にどんどん増えていった感じです。

競技人口もすごくたくさん。

その頃は社交ダンス教室を開いていると連日入門者が門を叩いてこられたそうです。

(あーその前後に社交ダンスに出会ってみたかった。)


そして今の人口はピーク時の半分です。


社交ダンス施設、教室、先生の数、洋品店は人口がピーク時に合わせて増えています。


ということです。



ようやく本題。


その頃の成功モデルは競技ダンス人口が増えること。

いや時代のトレンドに乗っていたので、特になにもしなくても増えたと思います。

(もしかしたら仕掛けた人物がいるのかもしれませんがそこまで調べきれませんでした。)


競技ダンスですからアマでも活躍する選手がいればその指導者も注目されるものでした。

逆に指導者は自分の選手という思いも強く、選手は決まった指導者に指導を受けることが当たり前でした。


ところが、時代は変わった。

明らかに変わったことがわかるのはダンス人口が減少していること。


まず入門者は、競技で勝つことが目標という人の比率は下がっています。

入門時に競技に勝とうと思ってダンスを始める方をヘビーな方としましょう。


ではどのような方が増えているかというと

たしなみの一つにとか。ちょっとドレス姿にあこがれてとか。誘われたからとか。


ボーリングをイメージしてみましょう。

最初からボーリングの試合に出ようと思ってボーリング場に来られる方はごくまれだと思います。

ボーリングは自分の手に合わせて穴をあけたボールと、効き手にあった靴と、手首に装着する用品を付けたほうがいい成績が出ることは知っているにもかかわらず、

一生ボーリング場のボールと貸し靴でいいというユーザーは多いでしょう。

そのためボーリング場には貸しボールも貸し靴もある。

それでいいという人をライトな方としましょう。(私は一時期はまって、ボール2個持ってたりしますけど。)



社交ダンスにもライトな方がいるでしょうし、おそらくですがほとんどの方が最初はライトな感覚なのではないでしょうか?


そこで、三方よしの提案です。


未経験者初心者さんにはライトな感覚で始めてもらえることを考えた運営を提供します。

そうしてたくさんの方に気楽にダンスを始めていただきたいと思っています。


たくさんの方がダンスを始められるようになれば、先生方は活躍のチャンスが広がります。

習われる方はライトな感覚であることを理解して、気軽にダンスに触れていただきましょう。

その中から競技したい人もでるかもしれません。


ダンス用品屋さんには一番気長に待っていただかなければなりませんが、

ダンス人口が増えればダンス用品は必要になってくるので、その時にぎわってくることでしょう。


ここまでくれば、その後はぐるぐると回りだすと思います。



そして、ライトな感覚で始めてもらえるためにエニーがしていくこと。

月額定額制はお見せ出来ていることではありますが、他にもあります。


コロナですっかり仕切り直しになってしまいましたが、その時がきたらここでも書きたいです。













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